
久しぶりに夜の川辺の湯安庵へ行った 風呂から上がり脱衣所で頭を乾かしていたら 大きな男が私のそばにやって来て 「先輩!! 今晩は」 「和歌山県庁に勤めました、相撲部所属です」 こんな挨拶をしたのは 冨田元輝さん アマチュア相撲で日本一になった人です 4年前この風呂屋で会ったのが最初だった その当時は彼は大学4年生 学生だった 県立和歌山商業、日本大学卒業と出身校が二つも同じだったので 露天風呂で長時間話した その後しばらくして彼の祝賀会が和歌山市内のホテルで開催され出席した それ以来の出逢いにびっくりした 社会人となった関係か顔が引き締まり 目に力がみなぎっていた 体重は以前より大幅に増えたようだ 「去年11月右足を痛め手術をしました」 足元を見ると右膝に10pの長さの手術跡があった 「一年位は試合に出られない」 そんな言葉をポツンと言った そういえばこのところ彼の活躍が新聞にも出ていなかった 彼は風呂に入るところ 私は風呂から出たところ ほんの少しだけ話して別れた 運動選手はケガが一番怖い 来年ワカヤマ国体がある 出場出来るようにと祈った昨夜でした。 写真 2010年2月28日 日本相撲選手権優勝祝賀会にて |