日暮らし日記


[PREV] [NEXT]
...... 2010年06月21日 の日記 ......
■ 【日本最後の仇討ち場】   [ NO. 2010062101-1 ]

日本最後の仇討ち場

時代劇でよく見かける仇討ちシーンです。

そんなところが

山中渓歴史街道(熊野古道)にあります。

大阪・阪南市と和歌山市の境です。

 

日本最後の仇討ち場

1857年(安政4年)土佐藩士主廣井大六は

同藩士棚橋三郎と口論の末

切り捨てられた。

大六の一子・岩之助は、当時、江戸に申し出て

いわゆる「仇討ち免許状」を与えられた(安政5年)。

岩之助は、和歌山・加太に潜んでいた三郎を発見し

紀州藩へ改めて仇討ちを申し出たところ

紀州藩としては、

「三郎を国ばらいとし、境橋より追放するので

仇討ちをしたければ、

境橋付近、大阪・和泉側ですべし。」

と伝えられた。

 

1863年(文久3年)岩之助は、境橋の北側で

三郎を待ちうけ、見事に仇討ちを果たしたとされている。

 

これは日本で許された最後の仇討ちと伝えられている。

 

夏至の日の今日

そっと手を合わせてその場を立ち去った。

 

 


...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: