
【和歌山・西岸寺】 深夜 電話のベルが鳴る。 姉から『波多さん亡くなりました』との連絡。 遂に来るべき時がきたかと、思った。 義兄が亡くなる3日前に見舞いに寄せて頂いた。 逢った瞬間 私の体から、血の気が瞬時に無くなってしまった。 私の前にいるのは、義兄ではなく、悟りを開いた高僧であった。 私は義兄の手をずーーと握りながら、お話をさせて頂きました。 義兄は言葉を話すことが出来ないが、意識はハッキリしていて、互いの話は通じる。 最後に、『あなたの義理の弟で良かったです。』と言って、私は病室をあとにしました。 記 波多祐貴 昭和12年1月15日生まれ 平成19年5月30日 23:29 永眠 鳴神セレモ平安 和歌山市鳴神1007-3 電話 073-473-5969 通夜 平成19年5月31日 19:00より 告別式 平成19年6月1日 正午より ご香典はご遠慮させて頂きます 写真は義兄がお世話になる、浄土宗・西岸寺です。 |