
28日は不動明王の縁日 開運暦を見ると 5月28日 大阪太融寺紫燈大護摩 と書かれていた 太融寺は私にとって仏画を描く原点となった寺です 毎月開かれる写仏の会で仏画の基礎を教えて頂きました 一年が経った頃、両界曼荼羅の下絵を見せてもらった 2000近くの仏様が描かれています これぞ仏画の究極の絵だ!! 総ての仕事を捨て制作に取りかかりました 朝沐浴をして作業を開始 昭和から平成に移行する時分でした 寒い日の沐浴はきつかった!! 下書きを描き終えたのは一ヶ月後だった 彩色を開始 毎日 毎日ご真言を唱えながら描かせて頂きました 苦痛はなかった 仏の魂を感じつつ絵筆が自動的に動く そんな神秘的な体験をもさせてもらった 逆に絵筆を握るも半時間以上描けない時もありました 半年後やっと両界マンダラ、 (金剛界マンダラ、胎蔵界マンダラ)の二枚が完成しました その間絵筆を持たない日は帰省のための一日だけでした。 その後しばらくして太融寺で 写経、写仏、イベントのお手伝いをさせていただき 生計をたてさせてもらった 院主さまはじめ多くの人々とご縁を頂戴しました 5月28日は太融寺にとって大きなイベントです 懐かしい人々に逢いたくて、大阪駅まで行きました 寺はすぐそば 胸の鼓動が高まる中 山門をくぐる ほら貝の音が聞こえてきました 既に始まったようだ 居た居た懐かしい面々が ご挨拶をしながら大護摩が焚かれるのを見つめた 数十年前の出来事が頭を過った こんにちあるのはこの太融寺のお蔭です 今回も皆さん方から温かく迎え入れてもらって 私は幸せ者です。 いつあの世に行くかはわかりません 一期一会を胸に寺をあとにしました。 感謝 太融寺の紫燈大護摩 http://blogs.yahoo.co.jp/junnoske2000/68992178.html |