
大相撲の元幕内力士、久島海の、新宮市出身の田子ノ浦親方が、13日夕方、東京の田子ノ浦部屋で血を吐いて倒れ、搬送先の病院で亡くなりました。46歳でした。 共同通信によりますと、13日午後5時前、東京都江東区にある大相撲の田子ノ浦部屋で、田子ノ浦親方、46歳が血を吐いて倒れたと警視庁に通報がありました。心肺停止の状態で病院に搬送され、間もなく死亡が確認されました。 警視庁によりますと、親方は、部屋で家族といた際に、突然血を吐いて倒れたということで、事件性はないとみられます。 新宮市出身の田子ノ浦親方は、昭和40年生まれの46歳で、県立新宮高校時代には高校生で史上初めてアマチュア横綱となったほか、進学した日本大学でも学生横綱となるなど活躍しました。久島海のしこ名で、昭和63年に初土俵を踏み、前頭筆頭まで昇進引退後の平成12年には田子ノ浦部屋を設立し、例年3月に大阪で開かれる春場所を前に、和歌山県内に臨時の部屋を構え、地域の子どもたちと交流するなどしています。
写真 2010年2月28日冨田君祝勝会にて |