テレビ和歌山の記事より 鳥インフル 鶏の埋却作業へ
2011/02/16 18:29
紀の川市の養鶏場の鶏から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県では、殺処分した鶏を、紀の川市が所有する用地に埋めて処分することを決め、今日午後3時過ぎから、用地に穴を掘る作業を始めました。 県によりますと、深さ5メートル、長さ40メートル、幅10メートルの穴を2つ、深さ5メートル、長さ20メートル、幅10メートルの穴を1つ掘る計画で、穴の底にビニールシートを張った上で、袋に詰めた鶏を消石灰とともに埋めていくとしています。 国の指針では、埋却完了から21日が過ぎれば、周辺の移動制限を解除できるということです。 こうした一連の作業にかかる費用はおよそ5000万円で、家畜伝染病予防法に基づき、県と国がそれぞれ2分の1を負担します。 また、殺処分による農家への被害補償として、評価額の5分の4が国から手当てされる予定で、すでに学識経験者や保健衛生の専門家らが評価額の算定作業に入っているということです。
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