日暮らし日記


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...... 2008年11月18日 の日記 ......
■ 【久々の再会に心痛める】   [ NO. 2008111801-1 ]

 

銭湯仲間のあいだでは

 

「三日間顔を見なかったら、あの世に行った。」

 

そんな冗談話をする。

 

昨日いつもの風呂やに行った。

 

スキンヘッドで、目がぎょろっとした男が手招きしている。

 

三年前食道ガンで大手術をした人だ!!。

 

半年以上顔を見なかった

 

どうしているか気にかかっていた。

 

「一ヶ月前にガンが再発し、息子夫婦のマンション傍に引越しした。」

 

「今日は通院で風呂やに立ち寄った。」

 

げっそりやせ細った身体だ

 

いつもの私は率直な表現をする。

 

この時ばかりは

 

「お久しぶりで・・・お変わりなく・・・。」

 

なんて形式的な挨拶をした。

 

 

暫く湯船で話をした後いつしか彼の姿が見えなくなった。

 

私は身体を洗っていると服を着た彼がメモ用紙を持って現れた。

 

「これが私の新住所です。遊びに来て下さい。」

 

とのこと。

 

鉄鋼関係の会社を経営され、ゴルフ大好きなスポーツマンでした。

 

私が腰痛で苦しんでいる時、色々と話相手になってくれました。

 

 

帰宅後 複雑な気分で励ましのハガキを送信した。

 

 

 


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