
中学・高校の先輩だった゛山路周三さん゛が3月16日急死された。 先輩を偲んで、今年届いた年賀状を掲載させて頂きます。 人は泣きながらこの世に生まれ、その時から試練と苦行を背負って歩き始め、笑って、怒って・愛して・悩んで・永訣の哀で目を閉じる。人生は一度だけだと誰もが口にする。過去を変えることは出来ないけれど流れに身を任せ日々・丁寧に生きることで束縛されない新しい生き方が生まれ、目の前を通り過ぎて行くものがよく見える。 残り少ないかけがえのない時間、水面に投げられた小石から生まれる輪のように大きく広げ辺りを照らす灯りとなる事が出来ればと思いながら遊び心いっぱいの「チョィ悪おやじ」時代の空気を纏って夜・夜・徘徊を繰り返し「急がねばお尻の肉が落ちて来る。」と云ってはあの店、この店スイスイ遊泳し・今日も今日とて親方さんに、よく遊ぶわね・・・と小言を云われては首を竦め、風の臭いを嗅げば愛車に跨り、かけがえのない時代とともに過ごしたと、唄いながら紀州路を爆走しているのであります。
毎年紙面いっぱいに素敵な文章を書かれては届けられる年賀状。 来年からは届かない・・・・ザンネンの一語に尽きる。 やすらかにお眠りください。 |