
赤福再開・橋下氏初登庁。 2年前の作文をご披露させていただきます。 2月3日 節分
灯油を買いに、自宅から5Kほど離れたガソリンスタンドへ車を走らす。陽は出ていたが、風が冷たい。回転寿司屋の前で女の子がほっぺを真っ赤にし、節分の日恒例の『開運巻き寿司』を売っていた。客もなく寒いなか、つったっているのを見て、何故か哀れみを感じながら、すし屋の前を通りすぎた。
灯油を買って真直ぐ家に帰るのも・・・・と感じ、ガソリンスタンド近くの公園に車を止め、散歩を始めた。この公園は大阪府が管理し、伊丹空港に程近く、甲子園球場の五倍ほどのおおきさ。真上を飛行機が頭すれすれに降下してくる。スゴイ迫力あるシーンが5分おきに見ることが出来る。風は冷たいが気持ちがいい散歩であった。ときおり真上を通る飛行機を眺めながらの散歩はあきがこない。公園を一周したが、身体がまだ歩くことを求めていた。そこで、川沿いの道を歩くことにした。石畳の道、ところどころにモニュメントがあり、散歩するのに飽きないコース。豊中市はリッチな市だとあらためて感じた。
1時間ほど歩き車に戻る。 うわーーーーー地面に 14 21と白いチョークで書かれ、タイヤにも線が引かれていた。うわーーーーー駐禁に引っかかってしまった。心地よい気分で散歩から帰ってきたのに、何というショッキングな出来事。恐る恐る車の前に行く。駐禁のワッパがかけられていなかった。うわーーラッキー すぐさま車を移動ガソリンスタンドに向かった。
灯油の値段、行くたびごとに価格がアップしている。当初千百円台であったが千二百円、そして今回は1,316円となっていた。去年は七百円ぐらいだったのに、メチャメチャ高騰。大変イタイ。駐禁が免れたのだから、まぁーいいか。
行く途中にあった回転すし屋の前に、ほっぺを赤くした女の子がまだ突っ立っていた。客は誰もなし。すし屋の駐車場に車を止め、一番小さい開運巻を買った。『寒いなか君が頑張っているのを見て買いに来ました』と彼女に千円札を渡した。凍える手でお釣りを勘定しながら寿司とお釣りを震えながら手渡してくれた。女の子の目にきらっと光るものを見た。何度も何度もお辞儀しながら私を見送ってくれた。
夜、南南東を向きながらほっぺの赤い女の子を想い出しチョッピリ塩辛い開運寿司を頂きました。
去年、茨城の友人から頂いた、泡盛10年ものを飲みながらの入力中でーーーーーす。
立春 世の中みんながうきうき楽しい春を迎えられますよう、祈ります。 合掌
平成18年2月4日
|