昨日宅急便が届いた。
差出人は私の姉からでした。
なかを開くと冬物のコートがでてきた。
半年前に亡くなった義兄の形見でした。
九度山の柿、有田のみかん、湯浅の金山寺味噌、風邪薬、歯磨き、その他私の好物が沢山詰め込まれていた。
嬉しかった。
荷物の中には姪からの手紙が添えられていた。
三ヶ月まえに産まれた赤ちゃんの写真が同封されていた。
誕生するもの、亡くなるもの、喜びと悲しみの交錯する人生。